カテゴリ:美術展( 4 )

希望展と緋寒桜の並木道

知人の画家、S.T.さんから展示の案内が来ました。日本橋のギャラリー砂翁で行われる「希望展vol.11-対話-」というグループ展です。東日本大震災の被災地でキャンドルを灯して追悼の祈りを捧げるプロジェクトのために開かれる展覧会なのだそうです。

S.T.さんがギャラリー砂翁で展示をし始めるようになってから何回か訪れています。でも地図を見ながらでないと行けません。地図を見ながらギャラリーのある道の角を曲がったら。

緋寒桜の並木道になっていて、今がまさに花の盛り。驚きました。でも先に展覧会を見なくてはと思ってギャラリー砂翁へ入りました。

展示の案内はがきにも書いてあったのですが、S.T.さんは今回絵本を出品しています。絵本と言っても薄い小冊子です。S.T.さんが飼っている猫の「はな」のおはなし。


S.T.さんのドローイングで表現された猫のはなの世界。柔らかいんだけれども鋭い線でえがかれています。1部求めてきました。S.T.さんの絵を見るのはとてもエキサイティングな体験です。

(追記)絵本の図を写真に撮って一度は載せたんですが、著作権の問題もあるかと思って削除しました。


さて、ギャラリー砂翁の外へ出てかばんからカメラを取り出します。どうやったら緋寒桜の並木が写せるのか悩みながらカメラを向けました。


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ビルの谷間で日陰のところは黒ずんでしまいました。

日の当たっているほうへレンズを向けてみると...。


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ピンクの緋寒桜の様子が撮れました。



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お店の軒先を飾っています。


日本橋の裏道の一区画だけですけれど、道行く人々に春を告げる並木道でした。


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by yab1610 | 2017-03-07 20:37 | 美術展 | Comments(0)

茅ケ崎で美術展を見る

茅ケ崎で美術展をふたつ見てきました。

東海道線を下りて茅ヶ崎駅から住宅街をうねうね歩き、artseaというギャラリーへ。友人のうつぼがグループ展をしています。美術展というよりクラフト展という感じ。犬と猫をモチーフにした作品が並んでいました。前もってうつぼにはメールで聞いていたのですが、うつぼは忙しくてギャラリーにはおらず。でも展示は盛況でギャラリーはにぎわっていました。

うつぼの作品は「ナガレもの」という名前の付いたもの。御蔵島に流れ着いた発泡スチロールごみを熱して作るうつぼオリジナルなアクセサリーたち。もとはごみとは思えないしゃれたものです。前回は抽象的な色形でしたが、今回は犬と猫。(猫多め)。ごみがもともと持っている形を生かして作られていてきれいでした。


にぎわうギャラリーを後にして、茅ケ崎市美術館に向かいます。師匠がお知らせしていた美術展です。

「森栄二+森京子展 かすかな光・覚めて見る夢」です。

森栄二さんは木彫とドローイング、森京子さんはテンペラ画を中心にした展示でした。お二人とも私より年下とのこと。どことなくレトロな雰囲気の漂う展示でした。森栄二さんは写実をもとにしていて、森京子さんは空想をもとにしていました。両者とも懐かしさを感じさせる作品群でした。

展示室を出て、上の階にカフェがあるみたいなので行ってみました。ワンプレートのランチがある模様。せっかくだからここで食べていこうと思って入店しちょっと豪華なランチを食べました。

美術館の庭に梅が咲いていました。

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梅は冬の花。そういえば今日は節分ですね。明日は立春。

せっかく茅ケ崎に来たので、海を見ていくことにしました。車に気をつけながら道を歩き、海に着きました。

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よく晴れているからか海が青かった!ちょっとエメラルドグリーンも混じっていました。はればれとした気持ちになりましたよ。

自然の美しさは何をも超えるなーと思いながら海をあとにし、家路につきました。


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by yab1610 | 2017-02-03 16:45 | 美術展 | Comments(0)

Eさんの個展

銀座の藍画廊にEさんの個展を見に行ってきました。

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Eさんは私と同じ美大の油画科出身で学年も同じです。私と同じクラスだったKとは高校生からの知り合いだったので、科が違っても学生の頃から知っていました。ゼミも一緒だったこともあります。

学生の頃から一貫して抽象画を制作されていてコンスタントに個展を開催されています。

ていねいに混色された油絵具が優しく絵の中に誘ってくれる、そんな作品です。計10点ほどでしたが作品それぞれ表情が違っていて、表現の幅を感じました。青や緑の寒色が多かったですが冷たくはなく、どの作品からもぬくもりを感じました。

私が最近描き始めたアクリル画は絵具のチューブからそのままの色を使ったりしてギラギラギトギトしています。私と比べたらEさんの作品にはEさんの歴史があり、積み重ねた経験が絵になっていると思いました。特に混色した絵具の美しさはなかなかそこまでたどり着けるものではないと感じました。

画廊でしばらくEさんとよもやま話をしましたが、その中で私が最近使っているペインティングナイフの話になり、私よりも長く経験を積んだEさんからいろんなナイフを試してみるといいよとアドバイスをもらいました。

絵を描いているとなんでもひとりで考えてしまいがちですが、こうして同世代の作家の展示からもらう刺激はなににも代えがたいものです。私もがんばろう。


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by yab1610 | 2016-11-10 23:20 | 美術展 | Comments(0)

SKちゃんの個展

普段は名古屋に住んでいる大学の同級生、SKちゃんが大磯で個展をやっているので見に行ってきました。

SKちゃんはもともと平塚の生まれで結婚するまで平塚にいました。西湘地域で子供向けの絵画教室を主宰している女性のもとで働いていましたが、大学で知り合った人と結婚して愛知県に引っ越しました。結婚して家庭があることもあって自分の時間がなかなか作れず今回の個展は十数年ぶりの個展になるそうです。絵画教室を主宰していた女性の紹介で大磯のギャラリーさざれ石で個展を開催する運びになりました。
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窓の外から見るとなにやら白っぽい画面が並んでいます。SKちゃんの作品を見るのは私は20代のころ以来じゃないかなぁ。
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写真に撮っても写らないというか、白い画面にかすかなしみみたいなものが見て取れます。
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写りませんね。それくらいかすかな痕跡でできた作品たちでした。

私のカメラが標準レンズがついているため、近寄って撮影できないのでスマホで近付いてみました。
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細い筆で直径3ミリくらいの小さな点が打たれています。墨で描かれており、わずかな濃淡があります。点だけでできあがっている作品です。

遠くから見るとカビが生えたとかそういう自然現象のように見えるのですが、近寄るとまぎれもないペインティングです。作品は十数点あってどれも同じ技法で描かれていましたが、どの作品もひとつひとつ特徴を備えていて同じものはありませんでした。

点を打つ作品を途中中断しながらも長い間作り続けてきたSKちゃんの深化を見た感じがしました。

SKちゃんが夜に横浜の石川町で人に合う予定があるというのでそれなら石川町で食事をしようということになり、一緒に電車で石川町へ。私にはなじみの町ですが最近来ていなくて久しぶりでした。スペインバーで食事とサングリアを堪能し、お互いの近況やらよもやま話をしました。

やっぱり絵を描いている人というのはいいなぁ。私もやめないで描き続けようと思ったのでした。ここ1、2年やめるモードだったので。今は新しい画材を試したくて注文したのが届くのを待っているところ。SKちゃんの積み重ねた仕事ぶりを見て、自分の仕事はなんて刹那的でガツガツしているんだろうと思いました。人それぞれだけどSKちゃんの作品がよかったからとてもうらやましかったです。


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by yab1610 | 2016-10-10 08:08 | 美術展 | Comments(0)