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SKちゃんに会って

2014年に最後の個展を開いてからあと、絵を描かない日々になりました。

2014年の個展では来場者が今までで一番少なく、会場で椅子に腰かけたままじっと待っている時間が多くてそれが堪えました。自分の作品も展示内容がばらばらで今まで5回にわたって開催してきた個展の意味はなんだったんだろうと考えずにいられませんでした。

自分で結果の出せない美術に不満を持ちやめてしまおうかと思いもしました。なにもする気が起きずただ時間が過ぎていきました。

友人のR(予備校時代からの友達)がイラストを仕事にしているので、私も美術をやめてイラストの世界に挑戦してみようかしらと考えました。子供の頃、ペンで絵を描いていたことが私が絵を描くことの原点だなという思いがずっとあって、ペンで描いてみることを始め、何か月かペンの絵を描いていましたがそれもやめてもうやめてしまおうと思ったのです。そして無為な日々は無気力しか生み出しませんでした。

先日Rに会うことがあり、Rがやっているのはカットの仕事だけれど、デジタル化の進んでいるイラストの世界で今でもアナログな絵が通用する世界もあるみたいだと知りました。そういうのなら挑戦してもいいのでは?と思ってやってみたのはほんの一時でした。

 
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大学の同級生SKちゃんが十数年ぶりの個展を開催しているので見に行き、SKちゃんと話しました。SKちゃんの作品はブランクを感じさせない充実したものでした。ひたすら自分と向き合って作った作品の語りかけてくることの豊かさ。何よりもSKちゃんが精いっぱい制作に打ち込んだ姿が見えて、あとになってからじわじわと「美術っていいなぁ!」という気持ちを取り戻したのです。

私にできることはたいしたことではないかもしれないけれど、やっぱりこれからも美術をやっていきたいと思っています。




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by yab1610 | 2016-10-11 08:35 | 考えたこと | Comments(0)

SKちゃんの個展

普段は名古屋に住んでいる大学の同級生、SKちゃんが大磯で個展をやっているので見に行ってきました。

SKちゃんはもともと平塚の生まれで結婚するまで平塚にいました。西湘地域で子供向けの絵画教室を主宰している女性のもとで働いていましたが、大学で知り合った人と結婚して愛知県に引っ越しました。結婚して家庭があることもあって自分の時間がなかなか作れず今回の個展は十数年ぶりの個展になるそうです。絵画教室を主宰していた女性の紹介で大磯のギャラリーさざれ石で個展を開催する運びになりました。
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窓の外から見るとなにやら白っぽい画面が並んでいます。SKちゃんの作品を見るのは私は20代のころ以来じゃないかなぁ。
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写真に撮っても写らないというか、白い画面にかすかなしみみたいなものが見て取れます。
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写りませんね。それくらいかすかな痕跡でできた作品たちでした。

私のカメラが標準レンズがついているため、近寄って撮影できないのでスマホで近付いてみました。
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細い筆で直径3ミリくらいの小さな点が打たれています。墨で描かれており、わずかな濃淡があります。点だけでできあがっている作品です。

遠くから見るとカビが生えたとかそういう自然現象のように見えるのですが、近寄るとまぎれもないペインティングです。作品は十数点あってどれも同じ技法で描かれていましたが、どの作品もひとつひとつ特徴を備えていて同じものはありませんでした。

点を打つ作品を途中中断しながらも長い間作り続けてきたSKちゃんの深化を見た感じがしました。

SKちゃんが夜に横浜の石川町で人に合う予定があるというのでそれなら石川町で食事をしようということになり、一緒に電車で石川町へ。私にはなじみの町ですが最近来ていなくて久しぶりでした。スペインバーで食事とサングリアを堪能し、お互いの近況やらよもやま話をしました。

やっぱり絵を描いている人というのはいいなぁ。私もやめないで描き続けようと思ったのでした。ここ1、2年やめるモードだったので。今は新しい画材を試したくて注文したのが届くのを待っているところ。SKちゃんの積み重ねた仕事ぶりを見て、自分の仕事はなんて刹那的でガツガツしているんだろうと思いました。人それぞれだけどSKちゃんの作品がよかったからとてもうらやましかったです。


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by yab1610 | 2016-10-10 08:08 | 美術展 | Comments(0)

横浜のまちの片隅の日常のあれこれ


by yab1610
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